スオミピアノスクール
スオミとは フィンランドのことです。
日本は国際的な舞台ではジャパンと言われていますが、日本の人は自国の事を「にほん」と言うようにフィンランドの人は自国のことを「スオミ」といいます。
そのスオミの国からやって来たのが子供向けのピアノ教本<スオミピアノスクール>です。
日本では長年ピアノ学習にはバイエルが定番でした。私自身もバイエルで学びました。
が、、指導するようになって、バイエルに対して色々疑問が生まれて来ました??
バイエルは人の名前で、日本に入って来たのは文明開化の頃 西洋文化が色々入って来た明治時代に日本に入って来たと言われています。
バイエル自体は悪い教本ではないけれど、幼い子供が初めて学ぶ教本としてはどうなのか・・
特に21世紀に入ってその時代に合っているのか?
何か子供が楽しく学べる教本はないのか探していました。
そんなピアノを教え始めた頃 スオミピアノスクールを知りました。
<スオミピアノスクール>は今は左手のピアニストとして有名な館野泉さんが日本に持ち込み、日本の子供たちに紹介してくれた教本です。
はじめてその教本に出会った時の驚きは今でも忘れません。
沢山スオミピアノスクールに関する講座にも参加して子供たちに教えました。
日本に出始めた頃は東京音楽社と言う出版社から出ていましたが、その後ヤマハから出版
されるようになり、特に1巻にあたる<スオミピアノスクール / 音楽への旅立ち>はつい最近まで使っていました。
が、ある年から楽器店の店頭に版がなくなり、安定して楽譜購入が出来なった為にスオミの教本は使わなくなりました。(今はまた購入出来るようです)
ピアノの音を感じ、音をよく聴く、フラジオレット(無音の音)等、指導者としても大変勉強になった教本です。
教本は使わなくなった今でもその内容は月島ピアノ&リトミックの指導に組み込まれています。
リトミッククラスでは 指導者として<スオミピアノスクール>を学んだ経験を活かしてオリジナル教本が出来たと思っています。
もうすぐ新年度2023年になります。
ピアノ指導歴40年になります。
先日、館野 泉氏の『命の響』を読み、<スオミピアノスクール / 音楽への旅立ち>を
思い出しました。
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