同じヤマハ、違う世界 ― 3台のグランドが描いた音の色彩
2026/02/16
2月16日、銀座ヤマハにて開催された
ヤマハグランドピアノ発売記念コンサートへ行って参りました。
今回は
C3X espressivo
C2X espressivo
C2X
3台の弾き比べコンサート。
ピアニストは 赤松林太郎 さんです。
同じ空間に3台のグランドピアノが並び、
それぞれの音色を聴き比べるという、なんとも贅沢な時間でした。
C2X ― ベートーヴェンの時代を思わせる響き
まずはC2X。
「これがヤマハ?」
と思うほど、いつものキラキラとした高音は控えめで、重厚で落ち着いた響きでした。
演奏はベートーヴェン《テンペスト》。
Ludwig van Beethoven の時代のピアノに近い音色とのこと。
こんな響きの楽器で数々のソナタが生まれたのだと思うと、
音楽の聴こえ方まで変わるような気がしました。
C2X espressivo ― お馴染みのヤマハサウンド
続いてC2X espressivo。
こちらはまさにお馴染みのヤマハサウンド。
高音が美しく、パッと明るい空気感が広がりました。
演奏曲は
シューマン《アラベスク》
Robert Schumann
ショパン《3つの華麗なるワルツ Op.34》
Frédéric Chopin
ロマン派の繊細な表情や華やかさが自然に広がり、
特にショパンのワルツは軽やかで輝きに満ちていました。
C3X espressivo ― 今回の一押し
そしてC3X espressivo。
今回の一押しです。
演奏は
スクリャービン《詩曲 Op.32-1》
Alexander Scriabin
ショパン《ノクターン 第13番》
Frédéric Chopin
ドビュッシー《喜びの島》
Claude Debussy
音が立体的に広がり、
まるで風が吹いてきたような感覚。
そして何より、鮮やかな色彩を感じました。
スクリャービンの幻想的な響き、
ショパンの深い夜の歌、
ドビュッシーのきらめく光。
どの作品も、このピアノでは音が「描かれる」ように感じられました。
同じヤマハでも、楽器が違えばここまで世界が変わる。
音色の違いは、作曲家の時代や世界観と深く結びついているのだと改めて実感しました。
月島ピアノ&リトミックの発表会では、
“素敵なピアノを弾くこと”を大切にしています。
中央区月島・豊洲エリアでピアノを学ぶ生徒さんにとって、
どんな楽器で弾くかは、とても大切な体験です。
今回出会ったヤマハC3X espressivoのような表現力豊かなピアノを、
いつか発表会でも弾いてみたい——
そんな思いが膨らみました。
これからも、生徒さんと一緒に
“音を聴く耳”を育てていきたいと思います。
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月島ピアノ&リトミック
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